ストロボ機材
プロカメラマンはなぜストロボを使うのでしょうか?
光の性質が良い、光をコントロールしやすい、大光量が得やすいなどの特徴があります。
忘れてならない点は、閃光時間が短いという性質です。つまりストロボを使うとブレが、ほとんど発生しません。
蛍光灯ライトでは、人物撮影でモデルさんが少し大きな動きをすると、被写体ブレが生じます。ストロボでは意図的にストロボを使わない限り、被写体ブレはおきません。カメラも必要があれば手持ちで撮影できます。このため、衣裳などファッション系の撮影では、ストロボが必需品です。
業務用ストロボのお勧めはモノブロック
まずカメラマンが持っているのは、業務用ストロボです。 国産メーカーでは 、コメット、プロペット、サンスターストロボ、フォトナーなどのメーカーがあります。海外製も複数のメーカー製が輸入販売さてれいます。
この業務用ストロボにも、スタジオ用、ハンデイタイプ、モノブロックタイプと種類があります。
スタジオ用
電源部がオーディオアンプのような形をしており、ヘッドという発光ライト部をケーブルで繋いで使います。スタジオにきっちりセットして使う機材です。この電源部と発光部だけですぐ100万円をこえます。他の設備を入れると200万円程度が最低限の設備投資になります。大規模ネット通販などで、大量の商品を大量に撮らない限り必要ではないと思われます。
ハンディタイプ
ハンディタイプとなっているよう移動可能な機材です。電源部と呼ばれる発光エネルギーを貯める部分と、ヘッドという発光ライト部をケーブルでつないで使います。小型化されてきましたが、そこそこの重量と大きさがあります。アクセサリーにもよりますが、2灯セットが、女性で持ち歩きできる限界でしょう。
業務用ストロボの場合、使える光の量を「Ws」ワットセコンド、通称で何ワットという単位で表します。このハンディタイプでは、光量1200Wsの物が一般的で25万円〜30万円ほどです。ただし電源部だけですから、別に発光ヘッドが必要で一灯8万円程度になります。
つまり2灯のセットで40万〜50万円になります。このハンディタイプもあまり現実的な選択とは言えないと思います。
モノブロックタイプ(電源、発光部一体型)
一番のお勧めはモノブロックタイプというストロボです。ひとかたまりになったというように、電源部と発光部が一体になっています。先の光の量は200Ws〜300Wsの製品が主流です。各メーカーとも各種の製品を出しています。
このタイプのストロボが2〜3台あれば、上記のハンディタイプなど不要と言うカメラマンも多数います。
金額は6万円〜10万円程度です。少し機能や光量を落としたローコストタイプは2万円位からあります。
ただしこのストロボも本体だけではきれいな写真が撮れません。光をコントロールするアクセサリーが必要です。代表的なのはアンブレラ(傘状の道具)とソフトボックス(蛍光灯ライトセット参照)です。
お勧めの、組み合わせを表にしてみました。金額は定価ではなく、実際に販売されている金額の概算です。背景紙は壁に何らかの方法で止めることにし、背景用機材はリストには入れていません。この他、あった方がいい機材として、フラッシュメーター(フラッシュ光を測定する)、撮影台、グラデーションペーパーなどがあります。ネットで探せば安いものがあります。
| 小物から人物の半身までのお勧めセット | |||
|---|---|---|---|
品目 |
数量 |
金額 |
備考 |
| ストロボ本体200Ws程度 | 1 |
65000 |
コメットなどの製品で想定 |
| ストロボ本体150Ws程度 | 1 |
30000 |
プロ機材comの製品で想定 |
| ソフトボックス | 1 |
20000 |
簡易タイプ、写真電気工業など |
| アンブレラ | 1 |
10,000 |
各社に製品有 |
| ライトスタンド | 2 |
20000 |
単価10000円程度、各社製品有 |
| ミニブーム | 1 |
15,000 |
ライトを横に伸ばす道具、キング等 |
| 背景紙 | 1 |
5000 |
1.75×2.7m スーペリア・メンテ等 |
| その他アクセサリー | 1 |
5000 |
大型のレフ板など、自作? |
| 合計 | 170,000 |
||
全身を撮るなら、光量の多いストロボを選び、150Wストロボとスタンド類をもう一セット、ソフトボックスを大きくするなどの追加が生じます。簡単な背景装置を含めて25〜30万円ほどかけると、そこそこ立派なシステムが組めます。
