ファイルサイズとピクセルの関係

デジカメやオークション出品写真の質問には、ファイルサイズの事柄が多いように思います。どうもファイルサイズ、ピクセル、Jpeg圧縮などの関係が混乱しているようです。下記にまとめてみましたので、今ひとつ分からない方は参考にご覧ください。

ヤフーオークションで写真の掲載がうまくいかない方は、このページをざっと読み次のページ、ヤフーオークション出品写真のポイントをお読みください。

そもそもデジカメのデーターってなに?

デジカメの宣伝文句に必ず画素数が書いてあります。例として720万画素(3072×2304)などと記載されています。
これは、 3072点の横ピクセル×2304点の縦ピクセル=縦横計7,077,888ピクセルということです。約708万画素ではないかと思われるでしょう。大体のメーカーは撮像素子(CCDなど)全体の画素数で○○万画素と表示し、別に実効とか記録画素数とかでピクセル数を表しています。よって実際に記録される画素は少し少なくなります。

ここまではなんとなく理解している方が多いでしょう。ではこの708万画素の一枚をペイントなどのソフトで開いているときのデーター量は何MBかお分かりでしょうか。

RGB3072ピクセル×2304ピクセル=7,077,888ピクセルですが、1ピクセルにRGB(赤、緑、青)のデーターを含んでいます。データー的には7,077,888×3(RGB)=21,233,664BYTEです。コンピューターは0、1の2進法で計算しますので、1024のかたまりが単位になります。
よって21,233,664÷1024=20,736KB 
さらに20,736÷1024=20.25MB

これでやっと一枚の画像データーが計算できました。普通はバイトを略してKBとかMBとか表示します。ちなみに1MBのデーターが1,024集まるとGBとなります。

デジカメの初期設定の保存形式はJPG

Windowsパソコンで拡張子が見えるようにしていると、デジカメデーターの最後にJPG(jpg)と言う拡張子が付いているのが分かると思います。これがジェイペグ形式で画像を保存していることを表します。このJpegというのは、ジェイペグと読み、静止画像を圧縮するための規格です。

ほとんどのデジカメでは、初期設定でJPEG形式で画像を保存しています。これはJPEG形式がファイルのサイズを効率的に小さくできるからです。一枚のメディアにたくさん画像を収めるためです。
この 保存サイズを小さくすることを圧縮といいます。またJPEG形式は圧縮も度合いを選ぶことができます。カメラの設定で、ファインとかノーマルなどの保存画質の設定が圧縮率を選んでいることになります。

では固定しておけば混乱がないのに、なぜ圧縮率を変更するのでしょうか?
それはJPEG形式の欠点、圧縮時にデーターの間引きをするからです。ファインとかHIなど、あまり圧縮しない設定の時は、ほとんど分からない程度の間引き(劣化)しかしません。エコノミーなど高圧縮すると劣化が目立ってきます。画像の一部がぼやけたりモザイク状になつてきます。高画質で保存するとあまりたくさんメディアに入らないので、ユーザーに撮影目的に応じ選ばせるようになっています。

では画像の劣化がない保存形式は?という疑問がでるでしょう。デジタル一眼レフなど高級機は画像をTIFF(ティフ)という形式で保存できます。この形式は普通の使い方であれば画像の劣化はありません。しかし一枚のファイルサイズが大きくなりメディアやハードディスクの容量を圧迫します。少しでも画像劣化を抑えたいときに設定、撮影すると良いでしょう。

別にRAW(ロウ)という保存形式もあります。これはカメラの撮像素子のデーターをほぼそのまま記録している形式です。撮影後に処理ソフトを使い、露出や色合いの調整をしてJPGなどに変換するための形式です。撮影後にほとんど劣化無く加工できるということでプロカメラマンが多用しています。コンパクトデジカメではこの形式で撮影できない機種があります。

JPEGで保存するとファイルサイズはいくつ?

ではタイトルにあるよう、720万画素のデジカメデーター1枚のJPEGデーターサイズはいくらでしょう?
実はこれには答えがありません。2つの要素があるからです。

一つは、簡単に言うと、JPEG形式は圧縮するとき、無地の部分は高圧縮できます。逆に細かい模様のある部分はあまり圧縮できません。つまり画像の絵柄によりデーター量が変わってきます。

もう一つは上で説明している圧縮率が違うからです。カメラの側ではファイン、高画質、HI、ノーマル、標準、スタンダード、エコノミーなどで表されています。メーカによりバラバラな表示です。画像処理ソフトでは数字で表現したり高画質、中画質などで表示しています。

つまり写真の絵柄と圧縮率により保存画像サイズは異なります。

覚えておいていただきたいのは、
圧縮率を上げる=エコノミーモードなどで撮影、または低画質で保存する=画質は劣化します。
またソフトで加工保存を繰り返すと劣化が大きくなります。

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