デジタルカメラの選び方使い方


携帯電話内蔵カメラで撮影するため、デジタルカメラを持たないで、オークションに出品している方もいるかもしれません。しかし携帯電話内蔵カメラで撮るのはあまりお勧めできません。低画素の安いデジタルカメラでもかなり品位の高い写真が撮れます。ぜひ入手してください。

オークション出品写真用のデジカメとは?

三脚が取り付けられること。
使ってみると分かりますが、フレーミング(構図)を固定して何枚も撮影したり、手ブレを防ぐ効果など三脚は大変便利です。三脚はぜひお使いください。このため三脚ネジ穴は必須の条件です。携帯電話はこの点で×です。


露出補正が出来ること。
少し明るく、少し暗く撮ることが出来る機能です。プラスマイナスのマークなどで表してあります。もっともこの機能が付いていないデジカメはないはずです。2006年7月、8社のデジカメ約80機種をカタログにてチェックしましたが全て付いています。


ホワイトバランス機能が付いていること
写真を撮る場所の光質に合わせて色をコントロールできる機能です。お日様マークや蛍光灯のマークで、この機能を表してあります。カスタムとか、マニュアルとかの名前で、手動で白バランスをとる機能が付いているとなお最適です。なお前記のカタログチェックでは、オートホワイトバランスとのみというカメラがありました。


マクロ機能が適当か。
ひんぱんに撮影する物の大きさにより、要求されるマクロの機能が違います。文庫本程度の面積であればほとんどのデジカメで撮影できます。指輪などさらに小さな物を撮る場合は、スーパーマクロなどと言う表示のある機種を選択してください。切手サイズまで撮れるものがあります。


その他のチェック項目
光学ズーム
-3〜4倍の物が一般的でお勧めです。高倍率ズームは商品の撮影には過剰性能で高くなります。またデジタルズームのみ(固定焦点レンズともいいます)のカメラは、いくら安くても購入を控えた方がいいでしょう。 (下記参照ください)


撮影感度-撮像素子の光に感じる度合いをISO100とか200とかで表します。最近のカメラはISO800以上の感度で撮影できる機種も発売されています。高感度で撮影出来るに、こしたことはありませんがISO400あれば十分です。(注、一般的に高感度になればなるほど、ざらつき感が増大します。)


手ブレ補正機能-レンズや撮像素子を移動させて行う「光学手ブレ補正式」と、撮影データーを元に補正する「電子手ブレ補正式」とあります。三脚をどうしても使いたくない方は、手ブレ補正機能付き高感度カメラを使い、明るめの照明があれば手持ちで撮影可能です。


結論として市販されているデジタルカメラは、おもちゃデジカメ以外ほとんど使えます。 しかし撮影物によりマクロ機能、ホワイトバランスなど注意しなければならない点があります。

デジタルカメラの使い方

重複しますが、出品写真を撮るときの、まとめとして

ホワイトバランスを合わせる
カメラの取扱説明書を見て、ホワイトバランスの変更方法を確認しましょう。オートモードと蛍光灯モードは、すばやく切り替えられるよう覚えてください。色が出品物の重大な要素の場合、カスタムホワイトバランスを取って撮影しましょう。

露出補正
同じく、取扱説明書で露出補正の方法を確認しましょう。多くのカメラが、三分の1絞り(1/3EVとも書く)が1目盛りになつていて、プラスマイナスできます。白い背景のときは++0.3〜+1.3程度、黒っぽい背景のときは+0.3〜-1程度の補正が必要です。 補正値を変えて何枚か撮りましょう。

三脚に取り付ける
カメラを三脚に固定しましょう。三脚の使い方はアクセサリーの項目をご覧ください。

樽型収差レンズはやや望遠側にセット
ズームは、2〜3倍の望遠側にセットします。これは広角側(広く写る方)で撮ると、超高級レンズでない限り、画面が樽型や陣笠型に歪むからです。望遠側で撮影しましょう。ただし光学ズームの限界を超え、デジタルズームで撮ると画質が劣化しますのでほどほどで。デジタルズーム=部分拡大です。

左は樽型収差のある例です。直線が丸くなっています。大きく波打ったようになるのが陣笠収差です。遠い方が小さくなる遠近感も広角では強調されます。(このような出品物やCDなどはスキャナーで読み取ったほうがキレイに画像化できます。)

きっちりピントを合わせましょう
もっとも大事なのはピントです。ピントの合う位置を変更できるカメラの時は、一番重要な部分にピント位置を合わせます。ピント位置がオートしかないカメラのときはとにかく真ん中に被写体を置くようにセットしましょう。
どこにピントを合わせるか 迷ったときは、手前にある重要部に合わせます。ピントは合わせたところの、前後に、ピントが合っていると見なせる範囲があります。この範囲は、前より後側-奥のほうが範囲が広いため手前にピントを合わせると、ほぼ必要なところまでピントが合います。
厳密には焦点距離と絞りの関係です。理屈はややこしいので、広角はピントも広く合いやすい。絞りを絞ればピントがピントの合う範囲が広がると覚えてください。

デジタルカメラ、知っておいた方がいい項目

オークション出品用だけでデジタルカメラを購入される方は少ないと思います。カタログなどで検討する時の参考としていくつかの項目を解説します。


画素数 
画素数のアップも止まるところを知らず、コンパクトデジカメでも800万画素機が多数発売されています。参考までにDPショップで写真プリントの基準サイズは下記のようになります。画像加工技術の進歩により、多少画像の鮮明さが落ちるのを覚悟であれば、もっと大きなサイズでプリント可能です。

  • 200万画素   はがきサイズ
  • 300万画素   2Lサイズ(キャビネとも言う)
  • 500万画素   写真の6切りサイズ
  • 600万画素   A4サイズ
  • 800万画素   写真の4切りサイズ〜

DPショップで使われている写真にプリントする機械は、富士写真フイルム、ノーリツ鋼機という2大メーカーのものがほとんどです。プリント解像度は両社とも300Dpiのため日本全国どのDPショップでも同じです。(特殊なプリンターもあります) なおインクジェットプリンターは、各社とも補間技術などを研究し、より大きなサイズのプリントでも見かけ上、破綻が少ないプリントを仕上げられます。用途に応じた画素数のデジカメを使いましょう。


焦点距離
カタログなどに6.3mm〜18.9mm(35mm換算38mm〜114mm)といった表記があります。35mm換算での50mmが標準レンズの画角になります。50mm以下が広角、以上が望遠となります。3倍ズームとか12倍ズームというのは、望遠側が広角側の何倍かということです。前の数値で行くと18.9÷6.3=3になり3倍ズームとなります。計算すればズームの数値は簡単にでます。
運動会や野球場での撮影が多ければ高倍率ズーム機がお勧めです。この場合も三脚または一脚が必須品です。普通の用途であれば3倍〜4倍の機種で十分と思います。価格も本体重量もズーム比が高くなるにつれアップします。


画像形式
普通JPEG(ジェイペグ)という形式で撮影されていると思います。この形式を使うのは、画像データーを圧縮して小さなサイズにすることができるからです。圧縮率を上げると元のデーターの30分の1くらいまで小さくできます。画質ファインとかノーマルとかの変更は、この圧縮率の切り替えです。なお圧縮すればするほど画質は劣化します。出品写真撮影の時はファインかハイで記録しましょう。
またカメラにより、 TIFF(ティフ)とRAW(ロウ)という形式で撮影できるものがあります。画像処理ソフトなどで後から調整するときはこのような形式で撮影することもあります。お持ちのカメラが、どのような画像形式で撮れるか取り説を見ておきましょう。

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